ケガのために戦列を離れていたストライカーが、ピッチに戻ってきた。頼れる11番、北九州市出身の池元友樹だ。前節のFC東京U-23戦で途中出場し、時間こそ短かったが4試合ぶりの勝利に貢献。「リーグ戦の雰囲気を感じられたのは良かった」と話し、今節はミクスタでの今季初勝利にも力を注ぐ。
チームはここまで2勝1分3敗。「J2復帰」を最大目標としているチームとしては物足りない戦績で低空飛行が続く。外から眺めることで見えてくる気づきもあるが、池元は「ピッチに立っていない自分が言うのはちょっと違う」と黙々とコンディション調整とトレーニングに励んできた。全体練習に戻ってからは、池元らしいドリブルやタイミングの良い動き出しを発揮。「見て感じているところをピッチに立ったときに表現し、それがチームの力になればと思う」と力が入る。