J2レノファ山口FCは6月9日、維新みらいふスタジアム(山口市)でファジアーノ岡山と対戦し、山下敬大の決勝点で1-0で勝利した。レノファはリーグ戦7戦負けなし。J2第18節の大半の試合が10日に行われるため変動の可能性があるが、暫定でトップに立った。
試合開始前の時点でリーグ最少失点の岡山と、リーグ2位の得点力があるレノファとの対戦。リーグトップクラスの盾と矛がぶつかり合った。レノファにとっては、その矛をゴールへと向けて戦わなければならなかったが、3日前にあった天皇杯2回戦もリーグ戦とほぼ同じメンバーで構成。大半の選手がリーグ戦、天皇杯、リーグ戦の3連戦となり、疲労が心配された。
日程の過密は言い訳にしない
ただ、霜田正浩監督は天皇杯翌日の練習で「日程の過密は全然言い訳にしない。気にしないことにしている。J1に行くと当たり前だし、代表選手はもっと厳しいスケジュールでやっている」と一蹴。選手も疲れを口にせず、実際にゲームはレノファがボールを持って攻める時間が続いた。