J3ギラヴァンツ北九州は6月17日、森下仁之監督の解任を発表した。ギラヴァンツは前日のY.S.C.C.横浜(YS横浜)戦に2-3で敗れ4連敗。J3リーグの最下位に低迷していた。後任は17日時点で発表されていない。
J3で最大規模の予算があり、J2でも上位を戦うことがあったギラヴァンツ北九州は、なぜ凋落したのか。指揮官だけの責任とは言い切れない現実が横たわる。
ギラヴァンツは10年からJ2で戦ってきた。初年はリーグ最下位に沈むが、当時は降格がなく、三浦泰年新監督を迎えて再スタートすると、11年、12年ともに一ケタ順位で健闘。13年は選手が大きく入れ替わるものの、柱谷幸一監督が堅守速攻をベースに戦い、14年は最高位の5位で戦い終えた。