山口が武器とするパスワーク。その軸となるべき池上丈二は今夏、霜田正浩監督から「10番」の新しい背番号を任せられた。過去にもキーマンが担ってきた10番は、山口が大切にしている背番号のひとつ。前節の愛媛戦で、池上はその輝かしい背番号を披露した。
「けっこう聞かれるんですが、ぱっとイメージは浮かばない。僕が付けるからにはプレッシャーは感じずに、今まで通りのプレーをして、中心としてやるということを意識してプレーしていく」。池上は10番像をそう語り、「いつも通り、攻撃の起点になりつつ、ゴールやアシストという結果を残していくだけ」と強調する。