J2レノファ山口FCは8月12日、維新みらいふスタジアム(山口市)で徳島ヴォルティスと対戦し2-2で引き分けた。ボランチの枚数を増やす新布陣で臨み、一定の手応えはつかんだが、最終盤に息切れ。連敗こそ免れたものの、リーグ戦は8戦にわたって勝ちなしとトンネルが続く。
レノファはスタメンを大きく変更した。岸田和人を今シーズンのリーグ戦で初先発。丸岡満を3カ月半ぶりにスタメンに戻した。フォーメーションにも手を加え、前貴之はボランチでピッチに立ち、三幸秀稔とのコンビを組んだ。「三幸も前もアンカーができるし、インサイドハーフもできる。どちらかが飛び出せば、どちらかが守るというのが臨機応変にできる」と霜田正浩監督。ボランチの枚数を増やすことで、攻守両側面での改善を狙った。