6月30日の明治安田J3第16節鳥取戦。佐藤颯汰は試合最終盤の出場ながら、その日のファーストタッチとなったシュートをゴールへと送り、Jリーグ初得点を挙げた。「相手の足が止まっていたので、自分の足をいかした。(川島)大地さんからいいボールが来て、イメージはできていたので決めるだけでした」。動き出しも、シュートもパーフェクト。高卒ルーキーは技術の高さを示した。
「足は速いほうだと思うので、そこはストロングポイントとしてやっている」。ゴールシーンが物語るように、一番の武器はスピード。一瞬の隙を突いてディフェンスラインの背後へと抜け出し、そのままの勢いでゴールに迫る。