J2レノファ山口FCは9月9日、維新みらいふスタジアム(山口市)でモンテディオ山形と対戦し、0-1で敗れた。リーグ戦では今季初の連敗。ダブルボランチを採用して守備は安定したが、攻撃は無得点に終わった。
レノファは今節、キャプテンの三幸秀稔が累積警告のため出場停止。今夏から背番号10を背負っている池上丈二も試合2日前の7日、右距骨骨軟骨損傷による加療のため離脱することが発表された。厳しい状況にはあるが、「耐えなければならないが、つらい時期を乗り越える。これが本当に成長するチャンスだと思う。1年間やり続けたことで足跡が見えてくる。失点には手を付けないというわけにはいかないが、変えないものは変えない。代わりに出た選手もプレーモデルを理解してくれている」(霜田正浩監督)として試合に出られるメンバーでの総力戦を誓い、ミーティングやトレーニングを通して戦い方の方向性そのものには手を加えないことを再確認した。