J2レノファ山口FCは3月24日、維新みらいふスタジアム(山口市)で栃木SCと対戦。PKで先制を許すと、後半は高さのある選手を前線に置いてパワープレーに出たが、無得点に終わった。2連敗で21位に後退している。
試合を通してシステムの組み方で両指揮官が策を出し合った。
今節はドストンがウズベキスタン代表に選出されてチャイナカップに出場しているため、センターバックのうち一人の入れ替えは確定的だったが、霜田正浩監督は前節から二人とも交代。ベテランの坪井慶介とルーキーで長身の菊池流帆を組ませた。さらに、三幸秀稔と吉濱遼平を並べるダブルボランチを採用。中盤の底を厚くして、相手のストロングポイントになっている大黒将志への供給やセカンドボールからの攻撃を防ごうとした。