J2レノファ山口FCは4月28日、維新みらいふスタジアム(山口市)でツエーゲン金沢と対戦し、0-2で敗れた。金沢との対戦成績は0勝2分5敗となり、相性の悪さを平成のうちに払しょくすることはできなかった。レノファのJリーグでの通算成績は69勝34分70敗。平成時代を一試合の負け越しで閉じた。
レノファのほぼ全員に対して、1対1のハードマークをする金沢の特徴的なディフェンス。それは十分にスカウティングできていたが、レノファは上回れなかった。
前節・モンテディオ山形戦では試合中に左ウイングの高井和馬とインサイドハーフの佐々木匠のポジションを入れ替えるなど、先手を打った策が奏功。高井と佐々木の連係からペナルティーキックを獲得し、決勝点につなげていた。今節も先発メンバーは変えず、相手のディフェンスを地上戦でかわそうとしていくが、後半立ち上がりでの失点でリズムが崩れ、そこからの再構築ができなかった。