J2レノファ山口FCは7月7日、維新みらいふスタジアム(山口市)でFC町田ゼルビアと対戦し、3-0で白星を飾った。天皇杯2回戦を含めれば4連勝。順位は15位に浮上した。
両チームともに7月3日に天皇杯2回戦が行われたため、中3日での連戦となった。ただ、天皇杯とリーグ戦ではいずれもメンバーを大きく変更。いわゆるターンオーバーで、リーグ戦に向けて主力選手を温存した。レノファで3連続出場となったのは菊池流帆や楠本卓海など若手が中心で、チーム全体に疲労を抱えるような状況にはならなかった。
そのため、今節のスタメンも1週間前のリーグ戦とほぼ同じ。町田は1週間前の千葉戦からの変更は1名のみで、18歳の佐野海舟が2試合ぶりに先発復帰した。レノファも前節・福岡戦からの変更は1名。累積警告で出られない佐々木匠に代わって、佐藤健太郎が先発し三幸秀稔とのダブルボランチを組んだ。フォーメーションも町田が4-4-2、レノファが3-4-3で前節と同じ。J3時代から球際の厳しさが随所に見られる熱戦になってきたが、中3日ながら、互いが持ち味を十分に出せる噛み合わせになった。