J2レノファ山口FCは8月4日、維新みらいふスタジアム(山口市)で水戸ホーリーホックと対戦。高井和馬が先制点を決めると、後半は押し込まれる時間があったものの、ハードワークを続けて1点を守り抜いた。5試合ぶりの勝利で勝ち点を30に伸ばした。
敵地で大宮アルディージャと横浜FCに立て続けに敗れたレノファ。とりわけ横浜FC戦は「連戦でもあった。前の試合でもかなり走っているので、休ませたい部分もあるし、チャレンジさせたい部分もある。その両方」(霜田正浩監督)との理由から軸となっている前貴之をスタメンから外したが、要因がそれだけではないものの、結果を見れば1-4の大敗。不在が逆に前の存在感の大きさを示す試合となった。
また、個々の場面を見ていけばサイドを破られたり、ビルドアップで簡単に失ったりとミスが散発。試合翌日にはキャプテンの三幸秀稔やGK吉満大介が主導して出場選手だけでミーティングを実施し、「すり合わせなければいけないところを話し合った」(三幸)。中3日の過密日程で練習でできることは少ないが、やるべきことをはっきりさせ、今節に備えた。