カテゴリーが違うため、セレッソ大阪が最後に明治安田生命J2リーグでプレーした2016年以降、リーグ戦での対戦はない。ただ、今年は2月に「2019Jリーグプレシーズンマッチ」で当たっており、双方が主軸となる選手を並べた。試合は高井和馬のクロスに吉濱遼平が合わせてゴールを挙げ、これが決勝点となって レノファ山口が1-0で勝利している。
山口で、当時から比べて大きく変化しているのがシステムだ。4-3-3をベースとしていたが、現在は主に3-4-3を採用。リーグ戦前節(8/10・土)の柏レイソル戦では、左ウイングバックの高木大輔(※高木俊幸選手の末弟)のクロスに、夏に新加入した右ウイングバックの石田崚真が飛び込んでゴールを決めるなど、両ウイングバックを生かした攻撃を強化している。石田は移籍元のチーム(ジュビロ磐田)で天皇杯2回戦に出ているため山口では出場できないが、誰が出てもこのようなウイングバックが絡む攻撃で決定機を作っている。