J3ギラヴァンツ北九州は11月5日、サンプロアルウィン(長野県松本市)で松本山雅FCに0-1で敗れた。リーグ戦6連敗を喫し、19位以下が確定。最下位から脱出する道は険しく、Jリーグに留まるには、JFLでJ3ライセンスを持たないチームが上位に入るという他力に頼らざるを得なくなった。
試合は後半5分、松本のフリーキックの流れから山口一真(松本)がクロスボールを入れると、野々村鷹人(同)がヘディングシュートを放つ。これがギラヴァンツの選手に当たってゴールにこぼれた。公式記録ではオウンゴールの判定となり、結果的にこれが決勝点となった。
ギラヴァンツは5試合続けての無得点で、シュート数は相手13本の半数以下の5本にとどまった。
次戦はホームでいわてグルージャ盛岡と戦うが、ギラヴァンツが勝ち、他会場でSC相模原が負けるという結果にならない限り、最下位も決まってしまう危機的な状況で試合を迎える。