ギラヴァンツ北九州は10月15日、愛媛FCとニンジニアスタジアム(松山市)で対戦し、1-1で引き分けた。暫定10位。
3連勝を懸けたギラヴァンツは前節と同じメンバー構成で試合に入った。ボールポゼッションの技術がある愛媛に対して、ギラヴァンツは持たせる時間も意図的に作りながら、奪うべきところでは確実にプレスを利かしてリスクをコントロール。序盤から安定したゲーム運びを続け、チャンスをうかがった。
前半36分にはギラヴァンツが先制に成功する。敵陣右サイドからのプレスが利いて永野雄大がボールを回収し、すぐさま平山駿がクロスボールを供給。これに合わせた佐藤亮が鋭く左足を振り、ゴールネットを揺らした。
後半はJ2復帰の可能性を残す愛媛が、長めのボールも使ってギラヴァンツ陣内で展開。ギラヴァンツはGK加藤有輝のセーブなどで耐えていたものの、自分たちで保持する時間帯は作れず、防戦に徹するような状況になってしまう。アディショナルタイムには相手のロングボールから吉田眞紀人にシュートを決められ万事休す。1-1の同点で、勝ち点2を落とす結果となった。