J3ギラヴァンツ北九州などは1月5日、レンタル加入していた4選手の移籍を発表した。針谷岳晃選手と藤川虎太朗選手はレンタル元のジュビロ磐田に復帰し、中塩大貴選手はJ2ザスパクサツ群馬、西村恭史選手はJ3・AC長野パルセイロに移籍する。
ボランチを主戦場にプレーした針谷選手は、的確なパスでゲームを動かしてきた。クラブのプレスリリースでは「初めての移籍で何もわからない自分を温かく迎え入れてくれた北九州のチームメイト、サポーターの方々には感謝してもしきれません。約2年の間でしたが、昇格争い、残留争い、降格など、良いことも悪いことも沢山経験させてもらいました。チームに目に見える結果として何も残せずに去るのは本当に苦しいですけど、ラストチャンスだと思って、北九州の皆さんにも活躍が届くように頑張ってきたいです」と誓った。
藤川選手は推進力を武器に、個人技も生かして局面を打開し、チャンスを創出。クラブを通して「ギラヴァンツサポーターの皆さん、1年間という短い間でしたが応援してくれてありがとうございました。勝利した時にはみんなで喜んで、負けた時は檄を飛ばして下さって、本当にその瞬間瞬間がかけがえのないものでした。報告会でも言いましたが、ヤンチャで熱い皆さんが大好きです。1年間本当にありがとうございました!!」とつづった。
中塩選手は昨季途中からプレーし、ディフェンスラインで8試合に絡んだ。「自分が来てからの半年間も苦しい思いをさせてしまったかと思いますが、その中でも皆さんと勝利を分かち合えた瞬間は格別の喜びでした。今後のギラヴァンツ北九州の成功を願っています」とコメントしている。
西村選手は中塩選手と同じく育成型期限付き移籍として清水から加入。プレスリリースで「中々チームの勝利に貢献できずとても悔しい気持ちがあります。それでも変わらず熱い応援で支えてくれたサポーターの皆様には感謝しかありません。ギラヴァンツ北九州での経験を活かし更に成⻑して、チームを勝たせれる選手になれるよう頑張ります。2年間ありがとうございました」と思いを語った。